国内ITサービス市場予測を発表


2018年10月3日
IDC Japan株式会社
 ·  国内ITサービス市場の2017年~2022年の年間平均成長率は1.2%と予測
 ·  既存システムを含むエンタープライズIT全体の変革に関わる支出が今後の成長領域となる
 ·  ITサプライヤーは、適切なDX指標を持つことを企業に働きかけるべき

IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内ITサービス市場予測を発表しました。国内ITサービス市場は2018年以降も低率ながら成長を継続し、2022年には5兆8,845億円になる見通しです。2017年~2022年の年間平均成長率(Compound Annual Growth Rate : CAGR)は1.2%と予測しています。


国内ITサービス市場は、2014年と2015年の2年間、金融機関におけるシステム統合/更新や官公庁/地方自治体の支出拡大により、3%を超えるプラス成長を遂げました。しかしながら、2016年に入り、その間の成長を牽引した大型プロジェクトの終息に伴い、成長率が鈍化しました。


2017年も、市場環境に大きな変化はなく、低い水準の成長率に留まりました。国内ITサービス市場の成長は、依然として、基幹系システムの統合や刷新などの大型プロジェクトに大きく依存しています。2018年以降も市場全体を牽引する大型プロジェクトは限られるものの、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関連するシステム投資の拡大や、2020年開催予定の東京オリンピック/パラリンピックによる支出拡大効果は見込まれます。その一方で、国内経済の低成長見通しや、ITサービスの代替製品/サービスの拡大は、市場成長を阻害します。


ITサービス事業者が成長するためには、企業のDXを支援する姿勢が必要になります。しかしながら、企業のDXに向けた取り組みは、2018年時点では、AIやIoTなどの個別のテクノロジーの導入や、事業部ごとの個別の取り組みに留まり、既存システムとの連携やエンタープライズIT全体としての変革が考慮されていないケースが目立ちます。こうした組織やシステムのサイロを解消するためには、DXを適切に評価するための新たな物差しを持つ必要があります。IDC Japan ITサービス リサーチマネージャーの木村 聡宏は「ITサービス事業者は、DXを評価するための新たな指標の必要性を理解し、企業に対して適切なDX評価指標を持つことを働きかけるべきである」と分析しています。


今回の発表はIDCが発行したレポート「国内ITサービス市場 産業分野別予測アップデート、2018年~2022年」(JPJ43369118)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内ITサービス市場を12の市場セグメント、および、ユーザ企業の産業分野別(18産業)に分類し、2022年までの市場規模予測を行っています。



(※詳細については へお問い合わせ下さい。)


レポート概要はこちら    国内ITサービス市場 産業分野別予測アップデート、2018年~2022年



<参考資料>

国内ITサービス市場 支出額予測: 2017年~2022年
国内ITサービス市場 支出額予測: 2017年~2022年
Note: 2017年は実績推定値、2018年以降は予測
Source: IDC Japan, 10/2018

 

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