2018年第2四半期 国内携帯電話市場実績値を発表


2018年9月3日
IDC Japan株式会社
 ·  国内携帯電話出荷台数は前年同期比0.9%増、717万台
 ·  Android陣営ではシャープがトップを維持、V字回復傾向が明確に
 ·  従来型携帯電話はキッズ向けを除くと実質的にゼロが続く

IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内携帯電話、およびスマートフォンの2018年第2四半期(2018年4~6月)の出荷台数を発表しました。これによると、2018年第2四半期の国内携帯電話出荷台数(スマートフォンと従来型携帯電話の合計)は、前年同期比0.9%増の717万台となり、ほぼ横ばいの成長となりました。


成長が鈍化した要因の一つはアップルの出荷が前年同期比7.9%減の244万台と低調だったことによるもので、同社の1四半期当たりの出荷が250万台を割ったのは2015年第2四半期以来です。他方、Android系は合計462万台の出荷で前年同期比9.9%増の成長となり、2016年第3四半期以来の成長が継続しています。


ベンダー別では、今回もアップルがシェア34.0%でトップだったものの、前四半期の48.8%から大きくシェアを落としました。AQUOS Senseが引き続き好調で、新モデルのAQUOS R2やAQUOS sense plusやAndroid One X4なども好調だったシャープは、106万台で2位を維持しました。3位は86万台を出荷したソニー、4位は折りたたみ式のモデルなど従来型携帯電話からの移行層に親しみやすいモデルを多く出荷した京セラ、5位には「らくらく」シリーズに加えDoCoMo With対象機種としてarrows Beの出荷が好調だった富士通が入りました。


他方、従来型に分類される携帯電話の出荷台数は11.5万台でしたが、これは前四半期同様、機能を限定したキッズ向けモデルであり、通常使用する機能を備えた携帯電話市場での従来型携帯電話の出荷が今期もゼロが継続しました。キッズ向けモデルもAndroidをカスタマイズしたOSを搭載するものにシフトしつつあり、この分野の動向も注目されます。


その他、MVNO事業者向けに出荷されることの多いSIMフリーモデルは38.3万台となり、前年同期の52.4万台と比べ26.9%減となりました。SIMフリーモデルの出荷は2016年第4四半期(10月~12月)をピークとして減少傾向が続いています。


「昨年同様、本年の第2四半期もアップルの低調な出荷により出荷が伸び悩んだ」とIDC Japan PC, 携帯端末&クライアントソリューション シニアーケットアナリストである菅原啓はコメントしています。また「他方、Android陣営ではシャープがV字回復傾向にあり、今後の動向が注目される」と述べています。


今回の発表はIDCが発行した「Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker 2018Q2」にその詳細が報告されています。



(※詳細については へお問い合わせ下さい。)




<参考資料>

2018年第2四半期 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別 シェア
2018年第2四半期 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別 シェア
※1,000台未満については四捨五入しています。
※従来型携帯電話を含みます。
Source: IDC Japan 9/2018

2018年第2四半期 国内スマートフォン出荷台数 ベンダー別 シェア
2018年第2四半期 国内スマートフォン出荷台数 ベンダー別 シェア
※1,000台未満については四捨五入しています。
※従来型携帯電話は含みません。
Source: IDC Japan 9/2018

 

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