国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表


2018年4月2日
IDC Japan株式会社
 ·  2017年の国内パブリッククラウドサービス市場は、5,000億円を超える規模
 ·  2022年の市場規模は、2017年比2.8倍の1兆4,065億円になると予測
 ·  国内パブリッククラウドサービス市場は高い成長を継続

IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表しました。これによると2017年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は、前年比29.8%増の5,016億円となりました。また、2017年~2022年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は22.9%で推移し、2022年の市場規模は2017年比2.8倍の1兆4,065億円になるとIDCは予測しています。


2017年の国内パブリッククラウドサービス市場では、利用中のエンタープライズアプリケーションを可能な限り変更を加えることなくパブリッククラウドへ移行する「Lift & Shift」が活性化し、高い成長を遂げました。なかでも、IaaSの成長は高く、先行して普及してきたSaaSの市場規模を超えて、最大のサービスセグメントとなりました。


2017年の国内IT市場において、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)が高い注目を集めたことは言うまでもないでしょう。DXアプリケーションは、その開発に業務担当者の関与が必須であると共に、優れた拡張性/柔軟性/連携性と短いサイクルでのリリースが重要となっています。そのため、「DevOps」や「Low Code/No Code(高度なプログラミング/コーディングなどを行なわずに、アプリケーション開発を行なうこと)」に対する注目も高まっています。現在、DevOpsやLow Code/No Codeを実践する環境として、PaaSは著しく発展しています。さらには、近年、高い注目を集めている「コグニティブ/AIシステム」「IoTプラットフォーム」「APIエコノミー」に対応したPaaSは、本格的な提供が始まっています。これらのことから、PaaSの発展が今後の国内パブリッククラウドサービス市場の成長を促進する大きな要因になるとIDCはみています。


現在の国内パブリッククラウドサービス市場の成長を牽引しているのは、従来型ITからの移行です。また、DXに関わる利用の拡大が、今後の同市場の成長を促進する重要な要因となります。「従来型ITからクラウドへの単純な移行では、これまでのIT戦略の延長線上で、従来のビジネス慣習でも対応できることもあった。しかし、DX案件ではビジネスの俊敏性や連携性が重要となり、新たなビジネスアプローチが求められる。このことは、ITサプライヤーおよびITバイヤーに共通した課題である」と、IDC Japan ITサービス リサーチディレクターの松本 聡は述べています。


今回の発表はIDCが発行したレポート「国内パブリッククラウドサービス市場予測、2018年~2022年」(JPJ42855418)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内パブリッククラウドサービス市場の概況や動向を分析し、セグメント別に2018年~2022年までの市場予測をまとめています。



(※詳細については へお問い合わせ下さい。)


レポート概要はこちら    国内パブリッククラウドサービス市場予測、2018年~2022年



<参考資料>

国内パブリッククラウドサービス市場 売上額予測、2017年~2022年
国内パブリッククラウドサービス市場 売上額予測、2017年~2022年
Note: 2017年は実績推定値、2018年以降は予測
Source: IDC Japan, 4/2018

 

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