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国内コピー/プリント関連市場およびページボリュームの動向を発表


2015年9月2日
IDC Japan株式会社
2014年 国内コピー/プリント関連機器市場売上額は8,930億円、前年比成長率マイナス0.3%
2014年 国内ページボリュームは3,460億ページ、前年比成長率2.7%
ページボリュームが維持されている間に、産業構造の転換が求められる

IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内コピー/プリント関連機器(レーザー機器、インクジェット機器、LFP:Large Format Printer、スキャナー)の市場動向、およびページボリュームの動向を発表しました。これによると、2014年の国内コピー/プリント関連機器の総売上額は8,930億円(前年比成長率マイナス0.3%)でした。また、2014年における国内ページボリュームは、3,460億ページ(前年比成長率2.7%)でした。IDCでは、国内コピー/プリント関連機器市場の2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)をマイナス0.9%、2019年の市場規模を8,520億円と予測しています。また、国内ページボリュームの2014年~2019年のCAGRを0.8%、2019年には3,600億ページになると予測しています。

 

国内コピー/プリント関連市場における2014年の売上額の中では、レーザーMFP(Multi Function Peripheral/複合機:プリンター機能に加え、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のいずれかを備えた機器)が6,740億円(前年比成長率0.4%)と、最も大きな比率を占めています。そして、インクジェット機器の1,000億円(同マイナス3.2%)、レーザープリンターの810億円(同マイナス0.7%)が続きます。LFPは310億円(同マイナス0.9%)、スキャナーは70億円(同マイナス13.1%)の売上規模があります。IDCでは、各機器の2014年~2019年のCAGRを、それぞれ、レーザーMFPがマイナス0.4%、レーザープリンターはマイナス5.6%、インクジェット機器はマイナス1.4%、LFPはマイナス0.8%、スキャナーはマイナス2.9%と、全ての機器においてマイナス成長を予測しています。

 

2014年のページボリュームの内訳は、レーザーMFPからの出力が1,980億ページ(構成比57.1%)、レーザープリンターは1,140億ページ(構成比32.8%)、インクジェット機器は350億ページ(構成比10.1%)でした。ページボリューム全体の90%程度をレーザー機器からの出力が占めています。最大の構成比を持つレーザーMFPの中では、A3カラーレーザーMFPからの出力が全体の73.7%を占めています。IDCでは、A3カラーレーザーMFPにおいて今後高速化が進み、45~69ppmの高速A3カラーレーザーMFPからの出力が占める割合が増加し、2019年にはA3カラーレーザーMFPからの出力の65.4%を占めるようになると予測しています。

 

2009年に2,970億ページだった国内ページボリュームは、2014年まで継続的に増加しており、同年には3,460億ページとなりました。さらに、IDCでは、2014年~2019年におけるページボリュームのCAGRは0.8%と、緩やかな増加傾向を示し、2019年には3,600億ページになると予測しています。これは、モバイル/クラウドの普及、ペーパーレス活動、MPS(Managed Print Services)による出力量抑制などのページボリュームに対するマイナス要因を、レーザーMFPの高速機へのシフト、国内景気の回復などのプラス要因がわずかに上回ると考えているためです。

 

IDCでは、国内コピー/プリント関連機器市場の2014年~2019年のCAGRをマイナス0.9%と予測しています。一方で、同期間のページボリュームのCAGRは0.8%と微増を予測しています。IDC Japan イメージング,プリンティング&ドキュメントソリューション グループマネージャーの石田 英次は「国内コピー/プリント関連機器市場は、マイナス成長が予測されている。ページボリュームは微増が期待されるものの、国内コピー/プリント産業全体が縮小傾向にあることは明らかである。ベンダーは、ページボリュームの維持が予測されているこの5年間に、産業構造の変革に積極的に取り組む必要がある」と分析しています。

 

今回の発表はIDCが発行したレポート「2015年 国内コピー/プリント関連市場およびページボリュームの動向」(J15080104)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内コピー/プリント関連市場およびページボリュームについて、2014年までの実績と2015年~2019年の予測をまとめています。

 

(※詳細については へお問い合わせ下さい。)


レポート概要はこちら   2015年 国内コピー/プリント関連市場およびページボリュームの動向



<参考資料>

図1.国内コピー/プリント関連機器市場 売上額予測、2008年~2019年
図1.国内コピー/プリント関連機器市場 売上額予測、2008年~2019年
Note: 2014年までは実績値、2015年以降は予測値である。2008年~2011年のスキャナー実績値は算入されていない。
Source: IDC Japan, 9/2015

図2.国内レーザー機器/インクジェット機器ページボリューム予測、2009年~2019年
図2.国内レーザー機器/インクジェット機器ページボリューム予測、2009年~2019年
Note: 2014年までは実績値、2015年以降は予測値である。
Source: IDC Japan, 9/2015

 

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IDC Japan(株)
マーケティング 津谷 拓夫
TEL:03-3556-4768 FAX:03-3556-4771
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