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IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、2011年第3四半期(7~9月)の国内サーバー市場動向を発表しました。これによると、2011年第3四半期の国内サーバー市場規模は1,200億円で、前年同期にあたる2010年第3四半期から2.2%縮小しました。一方、出荷台数は、15万8千台で、前年同期から10.4%の増加でした。
今期は、x86サーバーとRISCサーバーが好調でした。x86サーバーは、情報サービスと通信業向けに大口案件がありました。スマートフォンの普及に伴い、インターネットインフラストラクチャの増強をする動きが目立ちました。また、RISCサーバーでは、官公庁、文教、金融業向けの出荷が好調でした。今期も前期に続き、富士通の「京」の出荷がありました。前期は68,544ノードの出荷でしたが、今期は9,792ノードでした。また、大学と官公庁向けにHPC(High Performance Computing)用途の大型案件がありました。一方、メインフレームは、7四半期連続のマイナス成長で振るいませんでした。メインフレームは、更新需要の谷間に入っています。
ベンダー別では、富士通が首位でした(図)。今期は、前期に続き「京」の出荷がありました。しかしながら、今期の出荷金額は、マイナス成長でした。(「京」以外の)RISCサーバーは好調でしたが、メインフレームの落ち込みが響きました。2位は、IBMでした。IBMは、2010年第2四半期から前期まで5四半期連続のプラス成長でしたが、今期は小幅なマイナス成長でした。RISCサーバーは、金融業向けの出荷が好調でした。3位は、NECでした。x86サーバーで、通信業向けに3,000台の大口案件を獲得しました。4位は、HPでした。ビジネスサーバーで、金融業と通信業向けに大型案件がありました。5位は、日立製作所でした。RISCサーバーは、大学と官公庁向けに大型のHPC案件があり大幅増でした。また、日立製作所のx86サーバーは、6四半期連続のプラス成長で好調です。
IDC Japan サーバー リサーチマネージャーの都築 裕之は「国内サーバー市場は、x86サーバー主体の市場構造化が着実に進んでいる。2009年の国内サーバー市場では、x86サーバーの出荷金額は、市場全体の46%でああったが、2010年は53%に増加した。そして、2011年(第1四半期~第3四半期)では『京』を除くと56%を占めるに至っている。x86サーバーは、2011年に入って、インターネット/スマートフォンのコンテンツやクラウドサービスに関連する案件が目立っている。x86サーバーの比重増加の傾向は、今後も続く」と指摘しています。
今回の発表はIDCが発行した「国内サーバー市場 2011年第3四半期の分析」(J11210304)に詳細データが報告されています。本データは、2000年以降の国内サーバー市場の出荷実績を、製品分野別、ベンダー別、価格帯別、オペレーティングシステム別、ソケットケイパビリティ別など、多種のセグメントでまとめています。
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<参考資料>
図. 2011年第3四半期 国内サーバー市場ベンダーシェア【出荷額】

Source: IDC Japan, 12/2011
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