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IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内レーザープリンター市場に関する2011年第1四半期(1~3月期)の実績を発表しました。これによると、国内レーザープリンター全体の出荷台数は、前年同期比1.8%減の27万台となりました。そのうち、カラーレーザープリンターの出荷台数は、前年同期比14.5%減の7万5,000台となり、6四半期ぶりに減少しました。
国内レーザープリンターの出荷台数は、米国の金融機関の破綻に端を発した国内景況の悪化からの回復により2010年第1四半期以降、2010年第4四半期までの4四半期にわたり増加を続けていました。しかし、2011年第1四半期は東日本大震災の影響もあり、一転、減少へと転じました。ただし、その減少率は前年同期比1.8%減と小幅なものにとどまっています。これは、東日本大震災が3月中旬であったため、影響が及んだ期間が短かったこと、ならびにモノクロレーザープリンターに大型案件があったことで震災の影響が緩和されたことが要因にあると、IDCでは分析しています。
カラーレーザープリンターは、2008年第3四半期から、2009年第3四半期までの5四半期にわたり減少していましたが、2009年第4四半期から増加に転じ、2010年第4四半期までの5四半期の間、増加を続けていました。しかし、2009年第1四半期にあった大型案件のような、出荷台数を大幅に伸ばす要因に乏しく、また、東日本大震災の影響もあり、2011年第1四半期は前年同期比14.5%減と、大幅な減少となりました。IDCでは、この大幅な減少が大型案件の有無による一時的なものであり、今後も大幅な減少が継続することはない、と考えています。
IDC Japan ハードコピー・ペリフェラル&デジタル・イメージング リサーチマネージャーの坂田 信之は「レーザープリンターは在庫販売が多いこと、モノクロレーザープリンターに大型案件の出荷があったことも手伝い、レーザーMFPよりも大震災の影響は少なかった。足元の需要もさほど減った感はない。しかしながら夏から秋にかけて部品不足に見舞われる可能性が残されており、2011年全体では2010年の出荷台数には届かないことが予測される」と述べています。
今回の発表はIDCが発行した「国内プリンター市場 2011年第1四半期の分析と2011年~2015年の予測」(J11071302)にその詳細が報告されています。本製品では国内プリンター市場の動向を明らかにし、テクノロジーごとの出荷台数、出荷金額、平均出荷単価について、ベンダー別、販売チャネル別、ユーザーセグメント別などの実績データおよび市場規模予測データを提供しています。
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<参考資料>
国内レーザープリンターの出荷台数比と前年同期比成長率推移

Source: IDC Japan, 6/2011
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