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IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内データセンターサービス(顧客企業の情報システムをデータセンターで監視・運用するサービス)の市場予測を発表しました。これによると、2008年の同市場は前年比12.5%増の7,612億円に達し、今後2009年から2013年まで年間平均成長率12.8%で市場規模が拡大、2013年には1兆3,213億円となると予測しています。しかし景気後退の影響により、2009年の同市場の前年比成長率は7.2%に低下し、市場規模は8,158億円となるとIDCではみています。
企業における経費抑制圧力が強まっており、システム運用を新たに外部委託する動きが鈍くなっていることに加えて、既に外部データセンターに運用委託している企業では、委託範囲を絞込む動きがみられます。サーバー設置場所を貸し出す「コロケーション」と呼ばれるサービスや、データセンター事業者が所有するサーバーを特定の顧客専用に提供する「専有ホスティング」と呼ばれるサービスは、新規利用のための費用が大きくかかるため需要が伸び悩んでいます。一方、データセンター事業者が所有するサーバーを複数の企業が共有して利用するサービス「共有ホスティング」では、料金が比較的安価で済むことが多く、景気後退の影響は比較的小さくなっています。
2010年以降、景気が回復するにつれて国内データセンターサービス市場の前年比成長率は上昇に転じるとIDCでは予測しており、2013年までの同市場の伸びは比較的高水準で推移する見込みです。ただし都市部を中心に、データセンター事業者によるデータセンターの大規模な新設/増設が予定されており、市場では需給の緩みが発生することによる価格低下圧力が強まるものとIDCではみています。「単純な設備貸しとしてのデータセンターサービスだけでは差別化が難しくなっており、データセンターの運用品質および信頼性の高さなど、サービスの種類と質による差別化が重要となる」と IDC Japan ITサービス リサーチマネージャーの伊藤 未明は分析しています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内データセンターサービス市場2009年の実績と2010年~2013年の予測:ユーザー実態調査」(J9310103)にその詳細が報告されています。本レポートでは、2009年から2013年の国内データセンターサービス市場を、「コロケーション」「ホスティング」「ITサービス」の3つのサービスカテゴリー別に分析し、市場規模を予測しています。また、ユーザー企業に対するアンケート調査結果や主要ベンダー6社(富士通、日立、伊藤忠テクノソリューションズ、NEC、NTTデータ、TIS)におけるデータセンター事業のプロフィールも掲載しています。
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国内データセンターサービス市場2009年の実績と2010年~2013年の予測:ユーザー実態調査 |
<参考資料>
国内データセンターサービス市場セグメント別投資額予測、2007年~2013年

Source: IDC Japan, 1/2010
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