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IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は「国内ERP市場 2008年の分析と2009年~2013年の予測」を発表しました。これによると、2008年の国内ERPアプリケーション市場規模は、1,763億2,600万円で、前年比成長率8.0%のプラス成長でした。ERPアプリケーションは2008年9月までの好調な導入機運と、金融危機以降も中期経営計画に組み込まれた大手企業向けERPパッケージを中心に、プロジェクトが止まることなく進行したことが市場を牽引しました。
一方、2009年のERPアプリケーション市場は、2008年9月の金融危機以降に新規ERP導入の引き合いが減少した影響から市場の立ち上がりが遅く、IDCでは前年比成長率1.8%の微増にとどまると分析しています。2008年~2013年のERPアプリケーション市場は、年平均成長率3.8%で成長し、2013年には2,125億9,700万円に達するとIDCでは分析しています。
IDCは、大企業向けから中小企業向けまでを含む、財務/会計、人事/給与、調達/購買、販売、プロジェクト&ポートフォリオ、資産/保全、生産/製造の各業務管理アプリケーション全体をERPアプリケーションと定義しています。2008年のERPアプリケーションベンダーシェアは、SAPが首位でシェアは18.0%、2位は富士通でシェアは15.3%、3位はワークスアプリケーションでシェアは8.9%でした。また、前年比成長率ではオラクルが22.4%で、最も高い成長率を示したERPアプリケーションでした。
IDCが実施したユーザー調査結果によると、ERPアプリケーション市場は財務会計や給与計算のような業種や業務による企業固有の管理ニーズが少ない水平展開型のソリューションで、パッケージの採用率が70%を超えており、更新需要中心の市場であるとIDCではみています。一方、販売、在庫、生産管理というような個々の業種や業務、企業によって管理手法に独自性が強い領域でも、積極的にERPパッケージを採用していこうとする企業のニーズが顕在化しています。
IDC Japan ソフトウェア&セキュリティグループマネージャーの赤城知子は「ERPソリューションプロバイダーによるテンプレートを中心とした大量生産/分業体制型の導入手法は、販売や在庫、生産管理を網羅的に垂直統合型で導入しようと考える企業のニーズに対応出来ない場合もある。個々の業務領域を得意とするERPアプリケーション間の連携や、個々の業種/業務を得意とするソリューションプロバイダー間の連携が必要である。また、その際に分業体制によるSE要員の大量投入からなる高コストソリューションからの脱却が、不況期におけるERPアプリケーション市場の需要を喚起する上で不可欠である」と述べています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内ERP市場2008年の分析と2009年~2013年の予測」(J9340105)にその詳細が報告されています。
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国内ERP市場2008年の分析と2009年~2013年の予測 |
<参考資料>
国内ERPアプリケーション市場 市場規模と前年比成長率の推移、2006~2008年

Source: IDC Japan, 9/2009
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