|
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内x86サーバー市場 2009年~2013年の予測を発表しました。これによると、2009年の国内x86サーバー市場は、2008年に続き2年連続のマイナス成長になるとみています。IDCでは、国内x86サーバー市場の2008年から2013年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は0.9%と予測しています。
国内x86サーバー市場は、2002年から2007年まで順調に市場を拡大してきましたが、2008年は、景気後退の影響が表れ2002年以来のマイナス成長(出荷金額 5.7%減)となりました。2009年の出荷金額は前年比16.3%減の2,263億7,700万円、出荷台数は同12.5%減の49万8,800台になるとみています。x86サーバーの出荷台数は、2005年以降50万台以上を維持してきましたが、2009年はこの大台を割り込むとみています。
リーマンショックに始まった景気後退の影響によって、2008年に続き2009年の国内x86サーバー市場は、マイナス成長となりますが、2010年からプラス成長になるとみています。しかし、同市場が再び2008年の出荷金額レベルまで回復する時期は、2012年になると予測しています。厳しい市場環境の中で、最も成長が見込まれるx86サーバーのセグメントは、ブレードサーバーです。サーバーベンダーは、ブレードサーバーにおけるユーザーの利便性をさらに追及し、差別化を一層図るべきであるとIDCは考えています。「2009年の国内x86サーバー市場は、多くのユーザー企業が、景気後退の影響から、投資予算を削減する。そのため、限られた顧客予算の争奪が激しくなるとみている。このような状況下では、成長性の高いセグメントを見極めることが重要である」とIDC Japan サーバーリサーチマネージャーの林 一彦は指摘しています。
x86サーバーのオペレーティングシステム(OS)別では、WindowsとLinuxが成長するセグメントとみています。Windowsは、2008年に最新のサーバーOSであるWindows Server 2008が出荷されました。しかし、ユーザー企業においては、IT予算削減の影響で、サーバーの更新を延伸するだけでなく、レガシーアプリケーションの延命を図る動きがでています。このためOSの更新も控えられ、同OSの普及もゆるやかに進んでいます。マイクロソフトは、今年に入り、中小企業向けに機能を限定した、Windows Server 2008の低価格サーバー向けバージョンの出荷を始めました。また、Windows Server 2008の次期バージョンとなるエンタープライズサーバーに向けた Windows Server 2008 R2を発表しました。「これら新製品の効果によって、同OSの本格的な普及は、x86サーバー市場の回復が見込まれる2010年に入ってからになるとみている」と林は述べています。
今回の発表は、IDCが発行したレポート「国内x86サーバー市場2009年~2013年の予測: Windows Server 2008のインパクト」(J9250106)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内x86サーバーの2004年から2008年までOSごとの出荷実績と、2009年から2013年までの市場予測を行っています。併せて、Windows Server 2008のx86サーバー市場へのインパクトとその背景についても解説しています。
(※レポートの詳細については
へお問合せ下さい。)
 |
国内x86サーバー市場2009年~2013年の予測: Windows Server 2008のインパクト |
<参考資料>
国内x86サーバー市場予測、2006年~2013年

Source: IDC Japan, 8/2009
|